所在地:茨城県ひたちなか市磯崎町4607-2 アクセス:ひたちなか海浜鉄道 磯崎駅から徒歩 文化財: 『文徳実録』によると、文徳天皇の斉衡3年(856年)12月29日に常陸国鹿島郡大洗磯前に御祭神大己貴命・少彦名命が御降臨になり、塩焼き(塩を精製する者)の一人に神がかりして、「我は大奈母知、少比古奈命なり。昔此の国を造り訖へて、去りて東海に往きけり。今民を済わんが為、亦帰り来たれり」と託宣され、当社「酒列磯前神社」が創建され、また現在の東茨城郡大洗町には「大洗磯前神社」が祀られました。翌天安元年8月には官社に列せられ、更に10月には「酒列磯前薬師菩薩明神」の神号を賜りました。延喜の制では名神大社に明治18年4月には国幣中社に「大洗磯前神社」と共に列されました。 御社殿はかつては現在の第一鳥居付近(ひたちなか市史跡-「比観亭跡」)に鎮座していましたが、水戸藩2代藩主徳川光圀公が由緒深い名社の荒廃を嘆き元禄年間御造営の計を起し、3代綱條公が現在地に遷座再興されました。現在の社殿は国費を持って昭和12年に改築竣工し、拝殿に施された「リスとブドウ」の彫刻は日光東照宮御造営後の左甚五郎の作と伝わっています。(酒列磯前神社HPより) 私的満足度「★★」:「さかつらいそまえじんじゃ」と読みます。大洗磯前神社にお参りしたからには方参りにならぬようこちらにも来なくてはなりません。磯崎駅という無人駅から10分くらいです。参道の両側の木がものすごい「気」に満ちていて好印象です。そのわりには御朱印は書置きのみの対応です。「日付はご自身で記入して下さい」だそうです。ちなみに平成30年5月19日です。 |