所在地:茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6890 アクセス:水戸駅~バス 文化財: 『文徳実録』によると、文徳天皇の斉衡3年(856)12月29日に常陸国鹿島郡大洗磯前に御祭神大己貴命・少彦名命が御降臨になりました。里人の一人に神がかりして、「我は大奈母知、少比古奈命なり。昔此の国を造り訖へて、去りて東海に往きけり。今民を済わんが為、亦帰り来たれり」と託宣され、ここに当社が創建されました。翌天安元年8月には官社に列せられ、更に10月には「大洗磯前薬師菩薩明神」の神号を賜りました。延喜の制では明神大社に明治18年4月には国幣中社に列されました。 御社殿はかつて永禄年間の兵乱によって悉く消失してしまいましたが、水戸藩2代藩主徳川光圀公が由緒深い名社の荒廃を嘆き元禄3年(1690)御造営の工を起し、3代綱篠公の享保15年(1730)に現在地に還座再興されました。社殿に施された彫刻とともに江戸初期の建築様式を今に伝えており、県指定の文化財です。(大洗磯前神社HPより) 私的満足度「★★」:大洗海岸の磯部に建つ「神磯(かみいそ)の鳥居」がカメラマンに人気の神社です。特にこの鳥居と日の出を綺麗に写真に収めようとする人が多いようです。私も神社前の里海邸という高級旅館に宿泊し、翌朝4時30分の日の出に備えましたが、目が覚めたら6時過ぎでした。 |