06山形県 米沢城

フレーム

所在地:山形県米沢市丸の内
アクセス:JR・米沢駅〜タクシー

 暦仁元年(1238)長井時広の築城と伝えられ、松岬城と称した。時広は源頼朝の重臣大江広元の次男で、奥州侵攻の軍功により文治5年(1189)長井庄地頭となる。長井氏治世191年に及ぶ。
 康暦2年(1380)伊達氏8代宗遠(むねとお)が、長井氏8代広房を滅ぼして長井庄を領した。15代晴宗が天文17年(1548)米沢城に移った。17代政宗はこの城で生まれた。政宗は、天正19年(1591)豊臣秀吉により岩出山に移封。伊達氏治世212年。
 天正19年(1591)より慶長3年(1598)まで、蒲生氏郷(うじさと)の一族郷安(さとやす)が城主となる。
 慶長3年より上杉氏領となるが、初めは上杉景勝公の重臣直江兼続が城主となり、慶長6年(1601)上杉景勝公が城主となる。明治2年の版籍奉還まで272年間、上杉氏が城主であった(上杉氏2代景勝公より14代茂憲公まで)。舞鶴城と称す。
明治6年、城が取り壊され、明治7年、公園として市民に開放された。昭和27年より市都市計画として公園に整備、昭和32年10月都市公園の設置を受けた。四周を濠(幅20〜36m・延長約800m)に囲まれ、桜(200本)に包まれた桜の名所ともなっている。
 中央に上杉神社、濠外東方に松岬神社、同南方に上杉記念館(旧上杉伯爵邸)・市立児童会館がある。
 上杉謙信公像・上杉鷹山公像をはじめ、上杉神社稽照殿(宝物殿)・春日神社・福徳稲荷神社・招魂碑・上杉謙信公祠堂跡・曦山公碑・伊達政宗生誕の地標柱等がある。(米沢市HPより)


私的満足度「★」:お堀と幟旗が勇ましいですが城址に建物はありません。上杉神社には上杉鷹山、上杉景勝、直江兼続等が祭られています。


目次へもどる

直線上に配置