所在地:山形県鶴岡市家中新町2-21 アクセス:JR鶴岡駅〜バス 形式・作庭: 文化財: 菅家庭園は、幕末から明治にかけ活躍し、かの西郷隆盛とも親交があった旧庄内藩の重鎮・菅 実秀(すげ・さねひで)ゆかりの日本庭園です。 かつて旧藩主酒井家の御用屋敷だったところで、酒井家より拝領したものです。家老級のお屋敷が、ほぼそのまま残されているのはたいへん珍しく、特に庭園は、庄内地方ゆびおりの遠州流の名園といわれています。 築山には、樹齢350年の老松やしだれ桜、つつじなどが植えられ、池泉のまわりを回遊できます。江戸時代中期の作庭様式がそのまま保存されている貴重な庭園で、特にしだれ桜や白つつじなどが咲き誇る4〜5月、秋の紅葉シーズンが見頃です。 築山の一角に、菅原道真公をまつる「菅公廟」があり、梅の枝を持つ菅公のご神体が安置されています。菅家は、菅原道真の9番目の子供の子孫にあたり、毎年5月25日の天神祭の日に一般公開されています。(山形県HPより) 私的満足度「★」:「南州翁遺訓」を編集した菅 実秀氏ゆかりの庭と聞き襟を正して拝見しました。桜が素敵です。 |