住所;山形市東原町2-16-7 アクセス:JR山形駅〜徒歩 作庭・作者:池泉回遊式庭園 文化財: 又の名を「もみじ公園」とも言われるこの庭園、旧宝幢寺は真言宗の大寺として、明治以前まで1370石の御朱印領を、徳川将軍家より安堵されていた。 明治の神仏分離令の際、当時の宝幢寺の住職佐伯菅雄は、神職となったので、宝幢寺は廃寺となった。現在の薬師公園の薬師堂は、この宝幢寺の本堂を移築したものである。 この公園は遠州流の池泉回遊式の庭園で、これまで、元禄頃の山形城主松平大和守(10万石)が、姫の病気平癒を同寺の住職に祈願させたところ、病気がなおったので、そのお礼に、十万石相当の庭を作ってやると約束して作ったのが、この公園であると伝えていたが、最近、新史料の発見によって、この庭は、もっと古い寛文の初め頃で、庭好きの松平下総守忠弘(15万石)によって、自ら造園されたことが明らかとなった。 築山にあったもみじの巨木によって、もみじ公園の名称がつけられたが、この古木は近年惜しくも枯死してしまった。園内には中央公民館分館「清風荘」、「宝紅庵」(茶室)が併設されている。(山形観光情報HPより) 私的満足度「★★」:ここも拝観料不要の公園になっているメッケモノのお庭です。名前のとおり紅葉の頃が良さそうです。 |