所在地:山形県酒田市亀ヶ崎1丁目
アクセス:JR酒田駅〜徒歩
文化財:
亀ヶ崎城は大宝寺義氏に謀反を起こした東禅寺義長(前森蔵人)が城主をつとめた東禅寺城が前身です。庄内地方の支配は義長を支援した最上氏と、大宝寺義勝を擁する上杉氏の間で争われましたが、「関ケ原の戦い」後は最上義光の所領として志村伊豆守光安が城主となり、亀ヶ崎城と改名しています。最上氏改易後、旧最上領は分割され、酒井忠勝が転封され庄内藩が成立しましたが、亀ヶ崎城は支城として残り、松平久恒が城代となりました。現在、城址は本丸跡・二の丸跡は山形県立酒田東高校の敷地となり、一部の土塁を残して遺構はほとんど残っていません。三の丸跡は酒田市立亀城小学校、四の丸跡は山形県立酒田商業高校の敷地となっています。また、三の丸南側に位置していた搦手門は唯一の現存建造物として円通寺山門として移築されています。
私的満足度「★」:残念ながら土手しか残ってなかったです。
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