06山形県 玉川寺庭園

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所在地:山形県鶴岡市羽黒町玉川字玉川35
アクセス:JR鶴岡駅〜バス
形式・作庭:池泉廻遊式蓬莱庭園
文化財:国指定名勝

出羽三山のふもとにある玉川寺(ぎょくせんじ)は、鎌倉時代、曹洞宗の開祖、道元禅師の高弟、了然法明禅師によって開山されたと伝えられています。了然法明禅師は朝鮮半島の百済国の生まれで、中国の径山寺で修行した後、日本に渡来し、羽黒山に参詣した帰り道、当地に観音堂を拡めて、寺院の基礎を築いたと言われています。その後、室町時代に再興され、現在に至っています。
 庭園が現在の姿に改築されたのは江戸時代初期で、羽黒山の別当、天宥によると言われています。出羽三山中興の祖、天宥は植林、開田などを奨励、書画、彫刻、作庭にも才能を発揮しました。様式は池泉廻遊式蓬莱庭園と言われています。国指定名勝。御本尊は聖観世音菩薩で、荘内平和観音三十三霊場第十七番札所となっています。
玉川寺庭園は1450年代に作庭され、1650年代の改修を経て今に伝えられています。自然の山から流れ落ちる滝を配し、大きな池を中心とした池泉廻遊式蓬莱庭園は石組も鋭く、地方稀に見る名園であります。1987年に国の文化財名勝に指定されました。(玉川寺HPより)

私的満足度「★★★」:快晴の空、そして満開の桜。言うこと無しですね。

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