住所;大仙市高梨字大嶋 アクセス;JR大曲駅〜タクシー 作庭・作者 文化財:国指定名勝 東北三大地主として知られる池田家の旧払田分家敷地に残る池泉回遊式の日本庭園。本家の庭園が平成16年に国の名勝に指定されており、平成20年7月に分家庭園も名勝として追加指定を受けました。庭園は市立の真山公園内に位置しており、一般に公開されています。春のツツジが美しく、また隠れた紅葉の名所としても知られており、紅葉の季節には多くのカメラマンが訪れます。 旧池田氏(払田)庭園は、本家邸宅の東北約3kmの史跡払田柵跡の指定地内に位置し、本家と同様に、家紋を意識した六角形の亀甲形の地割りをなしており、指定面積は約1万8千uで本家庭園の半分弱の広さを有します。庭園は、明治41年(1908)に払田の地に分家した、本家十三代当主文太郎氏の弟、禮治氏が、本邸庭園を造営した長岡安平翁の設計により明治末期までに造営しました。周囲に土塁を巡らせた亀甲形の敷地の中を、東側の水路から引き入れられた清冽な流れが園池へと注ぐ構成になっています。現存する長岡安平の設計図からは、敷地の東南にあった邸宅から真山を背景に庭園を望む意匠構成であったことがわかります。現在は大仙市が公園として一般に開放しており、紅葉の名所として親しまれています。 本家及び分家庭園とも同一の作庭家による作品であり、相互に鑑賞上・学術上の価値を補完する関係にあることから、一体的な保護が図られております。(大仙市教育委員会池田氏庭園HPより) 私的満足度「★」:ここまで来たらタクシーを飛ばして分家の方も見なければと訪問。ここは紅葉がすごそうです。庭としては★一つですかね。 |