住所;宮城県仙台市青葉区北山1-13-1 アクセス;JR北仙台駅〜徒歩 様式・作庭:枯山水 文化財: 臨済宗。弘安年間(1278〜87)米沢の高畑夏刈に時の領主長井時秀西規が建立したもので,関東十刹の一つとして東北の学問の中心をなした。同時期の弘安6年(1283)伊達四世政依は伊達郡桑折に三世義広の菩提寺として観音寺を,義広夫人の菩提寺として光福寺をそれぞれ創建している。その後,伊達氏の米沢移転に伴い,元亀3年(1572)伊達16世輝宗は美濃から虎哉和尚を招聘して資福寺の中興開基とし,この時,資福寺に観音寺と光福寺を吸収したという。資福寺は後の伊達氏の移転に従い,天正19年(1951)岩出山,慶長5年(1600)仙台谷地小路(東六番町),寛永15年(1638)現在地に移転した。境内には500株以上の紫陽花が植えられ,あじさい寺と呼ばれる。平成9年に本堂新築。観音堂は慈覚大師(一説に恵心)作と云われる聖観音を祀り仙台三十三観音第三番札所となっている。元は末寺の恵照山定光寺にあったが,火災に遭い明治37年(1904)廃寺になったため当寺に遷された。現観音堂は昭和59年(1984)の新築。 私的満足度「★★」:仙台北山五山の一つ。紫陽花(アジサイ)寺で有名、約500株。当然枯れていましたが、咲いていれば凄そうです。大書院に枯山水の庭園があるのですが入れずに拝観できませんでした。写真上は本堂脇の庭園、写真下は小書院奥の庭園です。 |