04宮城県 円通院 庭園

フレーム

所在地:宮城県松島町松島字町内67
アクセス:JR松島海岸〜徒歩
形式・作庭:伝.小堀遠州
文化財:

 円通院は瑞巌寺の西隣にあり、二代目藩主忠宗の次男光宗の廟所。 光宗は文武両道に長じていたため、外様大名から名君が出ることを幕府が警戒し恐れ、毒殺されたというのが定説。 その死を悼んで建立された御霊屋(三慧殿:国重要文化財)は支倉常長がヨーロッパから伝えた西洋文化の影響が強く、 厨子の右扉の内部には日本最古といわれる西洋バラが描かれている。金箔の地に白・赤・緑の三色を用い、 材料には緑青やサンゴを使用しているので、永久に変色することはない。バラ寺の愛称で親しまれていたのは、天野明道住職が院内6000平方メートルあまりに色とりどりのバラを植え込んで開放したため。 現在ではバラの数は少なくなり、境内いたるところにコケを配して、コケ寺として訪れる人々に安らぎを与えている。庭は、伊達藩江戸屋敷にあった小堀遠州作の庭を移設したと言われている「遠州の庭」の他、石庭「雲外天地の庭」、バラの庭「白華峰西洋の庭」、三慧殿「禅林瞑想の庭」もある。(円通院HPより)


私的満足度「★★」:ほんとに紅葉が見事なお寺でした。夜のライトアップ用の機材がお庭をみるのに邪魔しているのでこれさえなければ★3つでした。


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