住所;平川市猿賀石林1 アクセス;弘南電車津軽尾上駅〜徒歩 (猿賀公園内) 作庭・作者:観賞式枯山水庭 文化財:国指定名勝 この庭園は清藤家本邸の書院庭で、起源は17世紀はじめ花山院四位少将藤原忠長が当家に滞留の折、ケヤキを1本植えたのにはじまり、ついで元禄年間(17世紀末〜18世紀はじめ)に野本道玄がこの木を庭木として作庭したと伝えられているが、明治6年(1873)の本邸新築やその後の道路拡幅に伴う敷地の削減、さらに最近ケヤキも失われるなど、庭園の地割、庭趣の変化を余儀なくされている。 面積は2,881.43m2、観賞式枯山水庭で、東南隅に枯滝石組を組んで水落ちを二筋にわけて落す。石組はさほど高くはないが迫力があって庭の主景をなしている。また枯地の岸は低い平石組をめぐらしており、恐らく江戸末期(19世紀前半)ごろの作庭とみられている。 一方蹲踞は西側に移され、礼拝石や飛石は後に改修された面もあるが、大石武学流定型化の先駆をなす庭として評価されている。(青森県庁HPより) 私的満足度「★★」:ご主人が親切にいろいろと解説してくれました。お茶まで出ちゃったりして感激です。 |