住所;青森県南津軽郡田舎館村田舎館
アクセス;JR弘前駅〜タクシー
戦国時代のはじめ、文安4年(1447年)に千徳彦三郎守氏の次男・大三郎貞武(政実)が初めて田舎館に分封され、25年後の文明3年(1471年)に田舎館城が築かれました。
その後、2代・武光、3代・政伊、4代・政朝と続き、5代・千徳掃部政武の時代に大浦弥四郎為信(後の津軽為信)との戦いに敗れ、天正13年(1585年)5月20日に政武は城兵330余名と共に討死して、城は落城し廃城となりました。
落城に際し、嫡子・武丸と正室の於市の方(小山内讃岐守の娘・俗名:市姫)は落延び、武丸は鬼沢村の棟方左衛門の養子となり、棟方氏を名乗り11代続き、於市の方は慶長6年(1601年)3月10日に清水森にて自刃して果てています。(現地案内版より)
私的満足度「★★」:瑞楽園に行くときのタクシー運転手さんが是非見ろとせがむので折角だからと訪問してみました。田舎館城跡は案内版しかないのですが、ほど近くにある田舎館村役場がすごい天守閣になっています(写真上)。最近ではこの天守閣から見る「田んぼアート」(写真下)が話題になっており、毎年何十万人もの見学者が来ます。
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