所在地:北海道小樽市祝津3丁目63
アクセス:JR小樽駅〜バス
文化財:国登録有形文化財
青山家は明治・大正を通じ、鰊漁で巨万の富を築き上げました。
その三代目娘、政恵が十七歳の時、山形県酒田市にある本間邸に魅せられ大正六年から六年半余りの歳月をかけ建てた別荘が旧青山別邸です。
にしん御殿(旧青山別邸)建築費三十一万円、当時、新宿の有名デパートの建築費が五十万円ほどと言いますから、この別荘の豪邸ぶりがおわかりいただけると思います。政吉は、山形県酒田から宮大工の棟梁
斎藤子之助、石垣清治郎、土門市太郎を呼び寄せ、その指揮の下、左官頭 佐藤朝吉、 建具頭 西野岩吉、瓦師頭 新家長松、石工頭 福田喜太郎、佐藤丑太郎をはじめ総勢五十数名の職人たちが技を競い合いました。平成22年、国より登録有形文化財に指定されました。
約1500坪の敷地内に木造2階建てで建坪は190坪。家屋の中は6畳〜15畳の部屋が18室、それぞれに趣が異なり、金に糸目をつけず建てられた豪邸です。(小樽貴賓館HPより)
私的満足度「★」:伊勢丹が50万に対して青山邸が31万とは全然思えませんでしたが、枯山水庭園は結構お見事でした。解説少ないのが残念です。
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