所在地:北海道小樽市祝津3丁目63
アクセス:地下鉄中島公園駅〜徒歩
形式・作庭:池泉回遊式庭園
文化財:国指定重要文化財(八窓庵)
中島公園:藻岩山を背景に、市のほぼ中心部に位置しながらも、緑と水が豊かな憩いの場として親しまれている公園です。 明治時代に豊平川沿いから伐採された木材の貯木場があった場所で、現在は札幌コンサートホールKitara(キタラ)や北海道立文学館などさまざまな施設を有し、祭りからスポーツ、園芸市まで、各種大会やイベントの会場にもなっています。 公園に接して流れる鴨々川では、多くの鴨や野鳥、鯉などが見られ、都会にいながら自然と身近にふれあえる場所として、夏はボート、冬は歩くスキーと、老若男女を問わず、観光客にも年間を通して愛されています。
八窓庵(旧舎那院忘筌):中島公園内の日本庭園にたたずむこの茶室は、建築年代は不詳ですが、江戸時代初期の大名で茶人でもあった小堀遠州が設計したと伝えられています。滋賀県長浜市にあった茶室を購入した札幌の実業家が、大正8(1919)年に札幌に移築し、その際に新たに三分庵などの茶室が付設され、現在の姿になっています。公園内に移築された現在は、八窓庵に入ることはできませんが、日本庭園の紅葉が始まる9月の週末に「日本庭園爽秋茶会」が開催されています。八窓庵に付設する三分庵での茶会や、庭園内での野点(のだて)など、庭園の水面に映る紅葉を眺めながらの秋のひとときを、お茶を味わいつつ楽しむことができます。(札幌市館HPより)
私的満足度「★」:保護のプレハブ小屋の中にあありながら屋根の上の雪の重みで倒壊した八窓庵は2008年10月に修復完成しました。また2010年3月2年ぶりに東屋が再建されました。紅葉が綺麗だそうです。
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