所在地:函館市見晴町56番地
アクセス:JR函館駅〜バス
形式・作庭:池泉観賞式庭園
文化財:国指定名勝
湯の川温泉街の山側にたたずむ見晴公園は、市内有数の豪商だった岩船家が1890年代に別荘として造成した庭園「香雪園」を含む約4万3000坪の広さを誇る。
香雪園は1927(昭和2)年に、岩船家の好意で市民に無料で開放されるようになり、1955(昭和30)年に函館市が無償貸借契約を締結、1959(昭和34)年には市が土地を買収した。2001(平成13)年に、文化財保護法に基づく「名勝」の指定を受け、北海道で唯一の国指定文化財庭園となった。
園内にはソメイヨシノを中心に、約510本のサクラの木が点在する。特に、園児や児童が遠足の場などとして利用する芝生広場は、その周りを取り囲むように咲き誇り、そのサクラは戦後、北朝鮮に引き上げる人たちが第二の故郷への思い出に贈ったとのエピソードが残されている。このほか、レンガ造りの温室や、茶室様式を取り入れた書院造りの園亭など見どころが多い憩いの空間となっている。また、秋にはその姿を一変させ、紅葉の名勝地となる。(函館市観光HPより)
私的満足度「★★」:北海道唯一の国指定名勝庭園です。なかなか良かったです。
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