1.管理人について
もともと旅行好きでしたが、福岡支店で3年間単身赴任生活をした際に休日に訪問した所を中心に、自分で写真を整理する目的で作ったサイトです。東京に戻ってからも訪問地を追加中です。なので検索エンジンにかからぬようタグを外し、親しい人達にのみ紹介しています。
元々、歴史、美術の専門家ではありませんので訪問時の感想に気が利いた事など言えませんので次に説明する「私的満足度」という尺度で自己満足度を示すことにしました。
他人の著作権は侵害気味のこのサイトではありますが、写真等コピーされる際は一言お断り下さい。
2.私的満足度「★★★」について
私の勤め先の会社ではCS活動が盛んです。そこで、「(A)事前の思い・期待」と「(B)事後の感想・現実」の大小を用いて、
(A)>>(B):激怒→クレーム
(A)>(B):不満→もう来ない
(A)=(B):満足→まあこんなものかとの印象
(A)<(B):感動→また来よう
(A)<<(B):感激・感謝→友達にも教えてみよう
というような方程式で顧客満足を教えています。これを私のサイトにおける訪問感想を示す「私的満足度」の星3つから1に当てはめています。めんどくさいので5段階評価してません。
要するに1泊5千円のビジネスホテルと1泊2万円のシティーホテルでは予約した際の事前期待は異なるはずであり、実際に泊まったときの実感が1万円の価値に感じた場合は、ビジネスホテルは「★★★」になり、シティーホテルは「★」の評価になるといったことです。
また、訪問したものの休みだったりとかで拝観出来なかった場合は「−」という評価にしています。
3.文化財について(文化庁HPより)
(1)文化財の種類,指定・選定・登録
文化財保護法では,文化財を「有形文化財」,「無形文化財」,「民俗文化財」,「記念物」「文化的景観」及び「伝統的建造物群」と定義し,これらの文化財のうち,重要なものを重要文化財,史跡名勝天然記念物等として国が指定選定し重点的な保護の対象としています。このほか,保存と活用が特に重要なものを登録し,保護に努めています。
また,無形文化財,無形民俗文化財では,指定のほかに記録作成等の措置を講ずべきものを文化庁長官が選択し,その記録の作成に努めています。
このほか,土地に埋蔵されている文化財(埋蔵文化財),文化財の保存・修理に欠くことのできない伝統的な技術・技能(文化財保存技術)も保護の対象とされています。
文化財の指定・選定及び登録は,文部科学大臣が文化審議会に諮問し,その答申を受けて行うこととされています。
国が指定等した文化財については,その種類に応じて,現状変更等に一定の制限が課される一方,修理等に対する国庫補助を行うなど,保存及び活用のため必要な各種の措置が講じられています。
(2)国宝・重要文化財
建造物,絵画,工芸品,彫刻,書跡,典籍,古文書,考古資料,歴史資料などの有形の文化的所産で,我が国にとって歴史上,芸術上,学術上価値の高いものを総称して「有形文化財」と呼んでいます。
有形文化財のうち,重要なものを「重要文化財」に指定し,さらに世界文化の見地から特に価値の高いものを「国宝」に指定して保護を図っています。
(3)記念物
記念物とは以下の文化財の総称である。
1 貝塚,古墳,都城跡,城跡旧宅等の遺跡で我が国にとって歴史上または学術上価値の高いもの
2 庭園,橋梁,峡谷,海浜,山岳等の名勝地で我が国にとって芸術上または鑑賞上価値の高いもの
3 動物,植物及び地質鉱物で我が国にとって学術上価値の高いもの
国は,これらの記念物のうち重要なものをこの種類に従って,「史跡」,「名勝」,「天然記念物」に指定し,これらの保護を図っている。そのうち特に重要なものについては,それぞれ「特別史跡」,「特別名勝」,「特別天然記念物」に指定している。
史跡等に指定されたものについては,現状を変更し,あるいはその保存に影響を及ぼす行為をしようとする場合,文化財保護法により,文化庁長官の許可を要することとされている。規制により財産権につき一定限度を超える損失を生じた場合には補償を要することとされているが,通例,地方公共団体が国庫補助を受けてその土地等を買い取ることにより実質的な補償に配慮している。また,史跡等の活用を広く図るため,国庫補助によりその整備を行っている。
4.世界遺産
日本は、1992年、ユネスコの世界遺産条約(「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」−1972年採択,1975年発効)を締結し、翌1993年、我が国から初めて、@「法隆寺地域の仏教建造物」及びA「姫路城」の2件が文化遺産として、「白神山地」及び「屋久島」の2件が自然遺産として、世界遺産一覧表に記載された。その後、1994年にB「古都京都の文化財」、1995年にC「白川郷・五箇山の合掌造り集落」、1996年にD「原爆ドーム」及びE「厳島神社」、1998年にF「古都奈良の文化財」、1999年にG「日光の社寺」、2000年にH「琉球王国のグスク及び関連遺産群」、2004年にI「紀伊山地の霊場と参詣道」、2007年にJ「石見銀山とその文化的景観」、2011年にK「平泉
- 仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」がそれぞれ文化遺産として世界遺産一覧表に記載されている。
世界遺産は、@文化遺産、A自然遺産、B複合遺産に分類されます。日本は世界遺産に登録されている文化遺産が12件、自然遺産が4件(知床、白神山地、屋久島、小笠原諸島)あります。
その後も毎年追加指定されていますが、ここでの記載は省略します。
5.温泉について
全国に何万とあり、最近掘り当てたものもあるなか、どこに行くべきかというものを検討するにあたっては、やはり番付のようなものが参考になると思いました。以下の視点で選定された先は一応訪問価値ありと考えられるでしょう。
(1)日本100名湯
日本経済新聞にて連載されていた企画の名称、およびそこで選定された温泉の一覧である。
連載期間は2000年4月1日より2002年3月30日まで。日本経済新聞の土曜日版に付属するNIKKEIプラス1に連載されていた。連載の執筆者は松田忠徳である。連載は後に本として出版もされた。
(2)名湯100選
NPO法人健康と温泉フォーラムが、温泉療法医がすすめる温泉として選定した日本の温泉の一覧。百選とされているが、実際の件数は79件(「繋・鴬宿温泉」のように複数の温泉が並記されているものを別々に数えても92件)である。
(3)国民保養温泉地
数多くある温泉地の中で温泉利用の効果が充分期待され、かつ健全な温泉地としての条件を備えている地域を、「国民保養温泉地」として指定しています。国民保養温泉地の指定は、昭和29年から開始され、現在までに全国で91地域が指定されています。
国民保養温泉地の指定を受けるためには、「温泉の効能、湧出量及び温度」と「温泉地の環境」に関するいくつかの条件を満たしていなければなりません。指定を受ける温泉地は、いずれも温泉資源と自然環境に恵まれているとされています。
その結果、長期療養を目的とし、歓楽的要素を排除した、ややストイックな温泉地が多いです。
(4)温泉遺産100
旅行読売出版社では、「にっぽん温泉遺産100」を企画して、同社があらかじめ選んだ300湯から読者の投票を参考として100湯を選考いたしました。
また、温泉ジャーナリスト・野口悦男(1947-2008)を中心とした日本全国の有志と共に「日本温泉遺産を守る会」を発足させ、2009年時点での調査結果を「温泉遺産」として発表すると共に、引き続き全国の温泉ファンのお力を借り、「本物の温泉」と「温泉が生んだ日本の文化」を後世まで残せるように活動しています。
以 上