国際モンテッソーリ協会（AMI）
		Association　Montessori　Internationale

　国際モンテッソーリ協会は、1929年デンマークのエルシノーラで新教育の世界会議のあいだに創立されました。
　初代会長のマリア・モンテッソーリは世界の子どものたちのためにその生涯を捧げました。1907年に最初の”Casa dei Bambini” （「子どもの家」）をローマのサン・ロレンツォにつくって以来、現在、世界各地には数千の「子どもの家」があります。
　彼女の帰天後、息子マリオ・モンテッソーリ氏がモンテッソーリの精神的遺産を引き継ぎ、モンテッソーリ教育の理論と実践の普及と発展のために全力を注ぎました。
　現在、マリア・モンテッソーリの一番下の孫娘レニルデ・モンテッソーリ女史が会長で、モンテッソーリの文献刊行、教員養成や世界会議の開催、教具についての研究開発等で活躍されておられます。
　レニルデ・モンテッソーリ女史は著書『国境のない教育者』（クラウス・ルーメル江島正子共訳　学苑社　2000年）の中で著しておられるように、世界の子どもたちみんなが、人間としての普遍的な教育を受けられるように努力しておられます。
　レニルデ女史は日本にも数回おいでになり、講演会を通して日本のモンテッソーリアンに広く知られています。
　なお、国際モンテッソーリ協会は、国連やユネスコとも協力しています。