Rd.5 静岡GS 石松らりー2000

2000年2月12日−13日/静岡県川根町・金谷町・島田市/出走32名・完走16名

大会報告

 
れとればいく99?00シリーズ第5戦「石松らりー2000」を、晴天に恵まれた2月12日・13日の両日に渡り開催した。今回のエリアは当初の天竜川水系の森町−春野町エリアより東の、大井川を挟む川根町−島田市エリアに移動した。そのため使用マップに蛇行する大井川がデンとあり、各ページが特徴的でキレイだった。SS1をSBJの石丸が担当、SS2を地元MTBクラブの藤牧隊長が担当し、クリエイターの性格が出たコースレイアウトだったが、両日とも担ぎ上げの印象が強く残った。大井川に刻まれた南アルプス南端は急峻な地形で、4?500mの標高差は当たり前。こんな所にも茶畑が。そう言った状況でラリーは進行した。
 S1/朝日と夕日のスペシャルは、大井川西岸の八高山、朝日段、夕日峠を結ぶ3ループ。集合地の家山川緑地公園駐車場でのブリーフィングは、距離の割には単純なコースため30分少々で終了。リエゾンで福用駅に。スタートはいきなり八高山登山道のため担ぎの早い人順(自己申告)にとれとれスタート。40分前後の担ぎで標高500mへ。中年ハイカーをラリーストが集団で追いたてたらしいが、皆さんマイペースで登りましょう。しかし山頂には行かず、北側のガシガシ踏める林道を走る。凍った滝があり、雪を被った南アルプスや富士山が望める。不思議な凹地からSTに入り、崩落斜面を横切り茶畑へ。そしてPCは忽然と現われるヘリポートにあった。そこから昔日の生活路STで緑地公園へ戻り最初のループを終了。家山市街を抜け、茶畑から再び担ぎで標高400mへ。そこから夕日峠へ続く尾根を行くが余りにも単純なので朝日段で大井川&南アルプスのパノラマ風景を鑑賞した後、ST&林道二連発のハーフループをプラスした。標高800m付近に達するころ、水平歩道のようなロングSTを走り、工事中の林道に出て、夕日峠への尾根に取り付く。標高1000mの夕日峠には展望広場もあり、そこの記録ノートへの記帳と、ゼッケンシールの妖怪ポストへの投函で通過確認をするが、約1名が来ていない!午後5時過ぎ、やっと現われる。本当に夕日を見ることになるとは。夕日峠からの下りは整備された登山道で木の階段が連続し、ボーンシェイクDHだった。家山川沿いの帰りも単純なため、先程のハーフループに絡むアミダST担ぎ&痩せ尾根STをトッピング。メカトラリタイア以外全員が夕日峠に行き、完走者が20人はレベルの高さの証明だろう。宿は可愛楼と寿紀多屋という旅館にシリーズ戦初の分宿だったが、それもローカルラリーの特色だろう。
 S2/「京」と「祭」の尾根スペシャルは、笹間川と伊久美川に挟まれた京柱峠と祭文峠を含む長大な尾根を巡る。もし時間と体力があったら、井川ダムからの縦走ルートを辿りたいものだ。家山駅で記念撮影後、リエゾンで笹間川ダムへ。マスドスタート(1名はぺナで10分後)で一斉にダム湖岸道に消えて行く。最初のSTでトラブル発生。女性ライダーが滑落し大怪我ではないが走行不能に。それ以外はお楽しみ尾根STに。ペースによっていくつかのグループが形成されていたり、逆に前後と同じ距離を保ちながら単独であったりと、一部を除いては淡々と進んだようだ。足切りのPC4は18名が通過。しかしそこからのルートに偶発的な罠があった。尾根道のはずが巻き道が正解で、地形の読めるライダーは迷走し、ブリーフィングのキーワード頼りのライダーは素直に進めたようだ。予定通り2時過ぎには全員がゴールし、3時過ぎには表彰式が行なわれた。
地元スタッフに飛び入りヒッチハイカースタッフを加えた運営はスムーズで、鉄橋を渡る蒸気機関車に沸く雰囲気の良さもあったが、ハイスピード化とエンジョイ化をどうまとめるかという課題も見えた大会だった。
 後に、追加で賞品提供をして頂いたメーカーの皆様、ありがとうございました。有効につかわさせていただきました。