Bandura、A. Stanford Uni. 道徳性形成・発達におけるModeling過程を重視し、研究を進めている。Self Efficacyのリーダである。道徳的不作為についての見解は注目に値する。院生時代から交流があり、プリントを送ってもらった。76年Stanford訪問時に出会ったが、Mishelとの約束時間のために機を逸した。2001年にやっと会話を交わした。
Bebeaub,M. Minnesota UniでRestと共にDITを作成。歯科医のジレンマについて研究している。Alverno UniのMentkowskiの姉。
 
Berkowitz,M. Sanford Uni. 教授。道徳性の研究で、Shouldの問題と共にWouldの問題について焦点を当てる,Transactive Instructionを提唱している。Marquett Uni時代にあったが、現在の大学でJustice判断を指導している。
 
Blasi、A. Moral PersonalityやMoral Identityから、道徳性形成・発達を研究している。1988年に会った。敗戦国のイタリアからWashington,Seatleに留学し、そのまま留まりMAS Uni. Bostonに勤め、その後退官し、故郷Italyに戻った。
 
Blum,L.. Massashusette Uniの哲学教授で、Particulalismであり、多文化に関心を持っている。Friendshipについての哲学的研究の先駆者である。多文化社会における道徳教育を追及している。実践的哲学者で、Rental法(借家についての制限)に反対する市民運動をしていた。「I'm not Racist」.
 
Bruner,J. New Look Psychology 1stを提唱(現在は4thNew Look)で、純粋知覚実験から力動的知覚を提唱。
  
Boyd,D. Toronto Uniの教育研究所 Ontario Institute of Educational Studyの 教育哲学教授。カナダも多民族社会における教育行政の哲学的な分析を行っている。
  
Childs,E. Heartwoodを創設し、Pittsburgh地区で採用されている品性教育プログラムを推進している。Childsは、弁護士であり、非行児を16名引き取り、矯正と品性教育を実施している。Childsとは1990年以来の知己である。夫が若い女性と駆け落ちしたと嘆いていた。
  

Chyng Sun
台湾出身の小説家。現在New York UniversityのMedia Studiesの教授。1994年にHarvardの在外研究員時に多くの支援を受けた。VLFが縮小された際に、コーネル大学大学院博士課程に進み、その後現在の大学でMedia研究をしている。
Colby,A. KohlbergとMJIを作成。子息が日本留学(Boston Uniからの上智大学への交換留学生)で日本に惚れたか(?)、日本で職(基地の法務官)を持っている。
  
 Drucker,Peter    経営学の創始者。教育についての知見は熟慮の対象になる。
Damon,W.
 
Stanford Uni.Self-understandingの研究から交流している。夫人のColbyと共にMoral Examplarの研究を進めている。BillはまたYouth CharterのProgramを推進している。     
Eisenberg.,N. Arizona State Uni教授。向社会性からの道徳性を研究している(愛知学院大学の二宮教授がかって追試していた)。縦断的研究や反社会的行動研究を実施している。
  
Enright,J. Forgivenessの概念を確立し、Positive Psychologyをリードしている。Conrell時代、日本での正義研究についての問い合わせられた後に、交流が続いている。来日し、セミナーを開いたLapsleyの指導教官であり、世間の狭いことを痛感した。
  
Etioni,A. Georgia Wahshington UniのCommunitarian Networkの指導者。1985年彼の書「Moral Ground」の寄贈を受けた。共同体との関係で人間形成を考える考え方には多くの賛同者を得ている。歴史社会学者。
  
Flavell,J. Stanford Uni教授。Metacognitionについて示唆を得た。MPECを構想する際に示唆を得た。
  
Gewirtz,J. Florida International Uniの行動主義者で、発達・教育に関心を持っている。シカゴ大学でKohlbergの論文を審査。JackはBill Kurtinesと多くの編書を出版している。
   
Gibbs,J. Ohio State Uni..道徳性発達検査のSMR、SMRU作成者。Goldstein(故人。内山喜久雄編でSchool Vioilenceを訳したことがある)と共に、攻撃性の低減、道徳性の発達促進のプログラムEQUIP,ARTを開発。これらのプログラムは単に、青年の攻撃性を制止、抑制するだけでなく、道徳的に発達を援助するプログラムである。
Gilligan,C. Harvard Uni 教授。道徳性におけるCaringの概念化した研究者。94年Harvardの在外に滞在中に会った時、Bobがなぜ知っているのと聞いてきた。92年の編書で交流があった。
  
HasteH, Bath University教授。英国のMoral Educationの推進者で、MOSAICを創設。Deanに就任し会長を辞任。AMEではMonica(JME編集長)とよく一緒に会った。
Higgins,A. Kohlbergの伴侶で、標準的MJIの開発に努力した。Just Communityによる道徳教育を推進している。Laryの死後イタリヤ人と結婚し、直ぐに孫が出来、お祖母さんになったと喜んでいた。
  
Hoffman,M.
Elizabeth,A.
MartyとはParental Disciplineについての研究後から交流していた。1992年夫人のDr.Anne(映像学。NYC社会科学研究所教授)が日本の大学の客員教授で来日した時、同伴して来日した。その際に、私に日本の研究者との交流を依頼してきたので、大学、日本教育心理学会や日本道徳性心理学研究会の後援で連続4年間セミナーを開催した。写真はセミナー後の鎌倉散策時壕の茶屋で。Anneと
Hogan,L. Tafts Uni教授。道徳性発達における社会化を認知発達との相互作用で考察している。Hogan Personality Inventories(企業での人格発達の予測)を夫人と開発している。元John Hopkins Uniの教授で、Bill Kurtinesの恩師。
   
Kagan,J. 院時代Fels研究所の業績(Birth to Maturity)に接し、同一視や人格形成についての見解に影響を受けた。1993年に編書「道徳性心理学」をHarvardに行った際に謹呈したが、初めて議論したのは2003年のNebraska シンポジウムであった。2009年にHarvardを退職された。
   
Kurtines,W. 道徳性についての総合的・専門的な書をGerwitz,J.と編集した研究者である。Billの道徳教育の交流的討議法は道徳的な規則を、言語的な規則との協同により習得していく方法である。Brasilでの研究を経て、Youth Development Projectを推進している。
  
Lapsley,D. Ball State Uni.の教授。道徳性心理学の総括的な研究は参考になる。夫人のDr。Narvaezとmoral expertiseの研究をしている。Forgiveness研究のEnrightの弟子。
   
Lind,G. Konstanz Uni、Gr.の道徳性心理学の研究で、MJIに基づいてMJTを開発
   
Lickona,T. 道徳性についての総合的な書を最初に編集した研究者であり、1987年に来日し、道徳性について論議した。Tomは、その後「4,5thR」Progam(学校教育での3Rに加え)を作り、アメリカでのCharacter Educationのリーダーとして活躍している。
   
Loevinger,J.
Washington Uni, St.Louisの自我心理学者で自我発達検査WSCTの考案者である(今は退職している)。Ego Forumを開催している。2008に死去されたとのこと。12年度のAME学会にSt.Louisnに行くのでお会いできると思っていたが残念である。
Miller,G.A. Planningについての知見を得た。Millerとは、直接的な接触は無いが、父が日米情報研究会で知り合いになった(前京大長尾総長と共に)。
     
Mishel、W. Columbia Uni. Delay of Gratificationを研究、Trait論に対して批判し人格・道徳性を自己調整において研究。人格発達におけるCool-Hotを研究している。Kelly(Personal Construct)とRotter(Locus of Control)の弟子。兄Theodole.Mishelは認識理論者であり、Laryの「From Is to Ought」を編集した。最近、Introduction To Personalityの共著であったHarvard出身の夫人のMenloveと3人の娘を残し離婚したことを知った。共著者のShoda博士は、北大物理出身。1978年に在外研究員として行くことを承認を得るためにDelay of Gratificationの論文を持参しStanfordに訪ね、許可を受けたが、前任校の不合理で実現しなかった。最近伴侶のHarvard Uniで知り合い、人格心理学の共著者であったMenloveと離婚したことを知った。  
Mentkowski,M. 女子のHarvard 大学と言われるAlverno Collegeの教授。大学生の倫理発達を中心に研究している。また高等教育学会でも活躍している。1992年に大学を訪問し,3日滞在し、大学を見ることが出来た。大学生の道徳性発達を研究している。Minnesota UniのDr.Bebeauとは姉妹、夫のDr.Charles(元Marquet Uni)はスポーツ選手の契約の法律の専門家である。
Narvaez,D. Minnesota Uniで故Jim Restの共同研究者であり、Post Kohlbergianを名乗る。現在Notre Dame Uniに在籍。CVCE Program推進者。2002年8月Mrs.Bushによる品性教育会議のSpeakerの一人(他は、DamonとWalker)。Darciaとの出会いは1988年にPittsburgのAMEの会場で、前年日本であったJimに挨拶した後、彼女が寄って来て、何故Jimを知っているのと聞いて来たのが初めてであった。Jimと親しくしていたようで、AME1991年には大変はしゃいでいた。その後結婚の報告をもらった。     
Power,C. Notre Dame Uni教授。Kohlbergと共にJust Communityについての研究を推進。1987年の第1回道徳教授国際会議でJust Communityについて発表した。パンフレットでは、リビアのガダフィ様で、恐ろしい感じがしたが、質問を受けたり、日本の現状について論議した。夫人は言語を研究している。
       
 Sandel、M.    Harvard Uni.公共哲学を提唱した。千葉大の小林教授の解説が優れている。
Selman,R.
Harvard UniのJordan教授。Pair Therapy及びそれに基づいて教育実践プログラムであるVLFはBoston地区で採用された。父親は終戦後に日米貿易に携わっていた。夫人はHeath Schoolの教師であり、息子はシナリオ作家として活躍している。96に大学で講演してもらう。その際に某大学で10名の教官と会談し、その後私一人で長時間あったことで妬まれた。その後、2000年に静岡に、2005年に東京で講演。法政の渡辺、愛知学院の中田氏が在外で彼の元に。
Shweder,R. Chicago Uni。3 Ethicsと道徳性発達の固有性を論じている。1987年AMEでのスピーチ後色々と意見を交わした。放送大学で彼の理論を紹介する際に、色々と示唆を貰った。
   
Snarey,J. Emory Uni.生涯発達的な観点から道徳性を指向している。中高年代の発達課題の生殖性と道徳性発達についての研究において優れた業績を挙げている。
   
Staub,E. Massashusette Uni教授。正邪の研究。悪の心理学的研究において貢献している。ウガンダの民族間抗争を夫人と共に研究。
   
Tatyana Russiaの道徳性心理学者
Taylor,M JMEの編集長。JAMPを刊行、寄贈した際に、英文の要約をつけることを助言して貰った。1987年以来の知己であり、同年のAMEでは、ご一緒した昼食時にハンバーグ2個平らげ、容姿の原因が判明した。
Thorkildsen,T, Chicago Uni教授。1993年創設されたAERAのSIG「道徳性発達と道徳教育」の会長を務めた。
Turiel,E. Harvard UniでKohlbergの発達段階を実験的に検証。以後発達への方向性についてLarryと袂を分かち(発達促進が、均衡化へ向かうというLarryの考えに対して不均衡化への発達促進印として考えた)、Sant Cruzへ、その後Berkleyへ。その後Domain Theoryを提唱し、リードしている。CommunitarianのWaltzer(Princeton Uni)との近似性を感じる。
   
Walker,L.. British Columbia,Caの教授。Moral ExamplarについてMrs.Bush主催の品性教育会議で講演した。AME元会長
   
Walker,P. Friend,Famiy and Community,プログラムを開発した。HarvardのBobと共同でVLFを開発し、Boston Schoolsでの青少年発達の公式プログラムとして採用されている。
Wren,T.
Loyola Uni Chicago哲学者。Blum,Flanaganらと道徳性の哲学的分析をしている。
   
     
     
Great Psychologists
写真はHPから複製したものです     
Mentors